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葬儀知識
湯灌(ゆかん)
湯灌の儀式は、宗教的な理由として、亡くなられた方が、「来世に導かれるために現世の汚れを洗い清める」と云う意味と、赤ちゃんが生まれたとき、 産湯につかるように、「新たに来世に生まれ変わるためにと云う願い」がこめられています。

最近では、「お風呂が好きだったから」、「最後にお風呂に入ってスッキリしてほしい」、「一番きれいな姿で見送りたい」、などの理由で行う方も多くなっています。
長い人生を歩んでこられました故人様に、「最後のお風呂」としてぜひ入れてあげて下さい。

湯灌は絶対に必要な儀式というわけではありません。病院で亡くなった場合は看護師が医療行為としての死後処置と併せて、ご遺体をアルコール(またはお湯)で丁寧に拭きます。これを「清拭(せいしき)」と言い、最近では本来の湯灌の替わりとすることもあります。
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